いよぎんHDの株価動向:広告事業参入で中小企業のPR支援へ!いよぎんホールディングス<5830.T>の株は買い?売り?

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お読みいただきありがとうございます。今回はいよぎんホールディングス<5830.T>の株価を分析します。

いよぎんHDの新たな取り組み: 広告サービス事業に進出

主な目的

  • 非金融事業での収益機会の模索
  • 地域の情報網とデータを活用した広告運用

広告事業の特徴: いよぎんHDの株価にどのような影響を与えるか

広告主の募集開始

  • 伊予銀行の顧客情報を基にダイレクトメール広告提供
  • ホームページやコラムサイトを利用した宣伝活動

いよぎんデジタルソリューションズの役割

  • 広告代理店業務の担当
  • 顧客の要望に応じた広告手法の提案

広告の効果的な活用

  • DM広告でのターゲティングと絞り込み
  • SNS広告やHP上の関連商品・サービス広告の実施

いよぎんHDの広告サービス参入背景: 株価の未来展望は?

2022年の体制移行と新規事業の探索

  • 広告サービス事業の取り組み開始
  • 取引先企業との実証実験

中小企業への支援とその効果

  • 限られた予算内での効果的な広告展開
  • IDS社長の展望: 他県の地銀との協力で広範囲への商品発信

結論

いよぎんHDが広告サービス事業に参入することで、中小企業の効果的なPR支援を強化。これは株価にポジティブな影響をもたらす可能性がある。

参考

2023/10/17 日経産業新聞 5ページ

2023年10月17日のいよぎんホールディングス<5830.T>

いよぎんホールディングス<5830.T>の相場分析を行います。前営業日のいよぎんホールディングス<5830.T>株価は続伸。1058.5円で取引を終えました。

PERから見るいよぎんホールディングス<5830.T>株価の適切な水準は?

PERとは株価収益率を表します。

私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。

その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。

実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。

次に、PERはEPSとセットで考えます。

EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。

株価=EPS×PERです。

前営業日のいよぎんホールディングス<5830.T>株価のPERとEPSは

  • PER: 12.75000001 倍
  • EPS: 83.02 円

でした。

EPSが横這いならば企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。

それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。

さて、PERから下記の基準が考えられます。

  • PER: 14 倍: 1162.274509 円 →上値メド(楽観シナリオ)
  • PER: 13 倍: 1079.254901 円 →妥当な水準の中心(楽観シナリオ)
  • PER: 12 倍: 996.2352936 円 →下値メド(楽観シナリオ)

ボリンジャーバンドから見る株価は?

25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。

このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。

10/16を含め25日間の株価の終値は

  • 2023/10/17 1058.50
  • 2023/10/16 1055.50
  • 2023/10/13 1070.00
  • 2023/10/12 1112.00
  • 2023/10/11 1120.00
  • 2023/10/10 1122.00
  • 2023/10/6 1092.50
  • 2023/10/5 1074.50
  • 2023/10/4 1036.50
  • 2023/10/3 1073.50
  • 2023/10/2 1108.50
  • 2023/9/29 1075.00
  • 2023/9/28 1104.50
  • 2023/9/27 1103.50
  • 2023/9/26 1118.00
  • 2023/9/25 1087.00
  • 2023/9/22 1109.50
  • 2023/9/21 1107.00
  • 2023/9/20 1108.50
  • 2023/9/19 1120.50
  • 2023/9/15 1102.00
  • 2023/9/14 1118.50
  • 2023/9/13 1106.50
  • 2023/9/12 1124.50
  • 2023/9/11 1137.00

です。

ここから25SMAと標準偏差を求めます。

  • 25SMA: 1,099.46 円
  • σ: 22.63 円

以上を用いて-3σ~+3σを求めます。

25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。

  • +3σ : 1167 円
  • +2σ : 1145 円
  • +1σ : 1122 円
  • 25SMA : 1099 円
  • -1σ : 1077 円
  • -2σ : 1054 円
  • -3σ : 1032 円

まとめ

  • 1167 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ
  • 1162 円 :PER水準で見た場合→PER 14 倍(上限)
  • 1145 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ
  • 1122 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ
  • 1099 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA
  • 1079 円 :PER水準で見た場合→PER 13 倍(中央)
  • 1077 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ
  • 1054 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ
  • 1032 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ
  • 996 円 :PER水準で見た場合→PER 12 倍(下限)

相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。

この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。

※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。

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